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2009年7月20日 (月)

ETCキャンセルが相次いでいるらしい

知り合いのカーディーラーさんによると、ETCの予約キャンセルが相次いでいるようです。もともとETCの需要を見込んで大量注文を出したらしいのですが、「民主党が政権を取るかも」というのが現実味を帯びてきたことで、都市圏以外の高速道路の無料化という公約によってETCが不要になる、ということのようです。

この高速道路の無料化の財源は税金。時々「私は車を持っていないのに、税金を使って高速道路を無料にするなんてあり得ない」と怒っている人がいたりしますが、ちょっと自己中心的が過ぎるというか、自分が高速道路の恩恵に与っている、もしくは今後恩恵をほぼ間違いなく受けるということを忘れているようです。

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お店で販売している商品のほとんどはトラックで輸送されてます。東京で商品を買うからといって、東京都内からすべて調達してくるわけはなく、工場のある地方から輸送されます。部品もいろんなところから。もちろん、必ず高速道路を使っているわけではありませんが、今後地方の高速道路が無料化されれば、これまで一般国道を使って輸送していたものも高速道路を使うようになるでしょう。それによって燃費の面でも、ドライバーの拘束時間も短縮され、ひいては輸送費を下げるだけの余裕が出てくるかもしれない。そして商品の価格に反映されるかもしれない。

そんな風にすべての国民がトラック輸送に頼っているわけで「自分は高速道路無料化の恩恵を一切受けることはない」と言えるのかどうか・・・。自分が買うものは絶対に高速道路を使って運ぶな!ということを言うような人がいるでしょうか。個人同士の宅配便にしてもいち早く、そして安く届くことがうれしいはず。

財源について民主党は批判されてますが、長く続いた自民党政権で「高速道路は30年後に無料にする」と、40年以上前についた嘘がブーメランで戻ってきているだけ。道路公団という独占企業を作って、高額な"維持費"(お給料や天下りの偉い人の退職金含む)を認めてきた自民党にそれを批判する資格があるのかどうか。元道路公団という集金のための組織をつぶして、借金がふくれあがる原因を絶つ。これが必要なんではないかなと。

ETCで1000円という中途半端な料金も、表向き「受益者負担」(利用する人が負担する)を維持したとなっていますが、どう見ても「元道路公団」を保護するため。

これで、財源について批判する方が変。

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もちろん、今後も道路の維持のために費用はかかるでしょうが、「高い通行料のためにあまり使われないまま、雨風でただボロボロになる」のと、「通行料無料でどんどん使われて、その結果税金で補修する」のと、どちらが有意義な金の使い方なのか?ってことです。

自分の身近な道路以外は「無駄な道路」だと言って批判する人々には、わからないことなのかなと思いますが、誰も通らなくなったのは、メリットの割に通行料が高すぎるから、ただそれだけなんです。

もちろん、不安な点は多い。

でも、闇雲に「税金が上がるから民主党は駄目だ」ではなくて、「これまで税金の一部が闇に消えていた自民党政権(揺らいでいる信頼と実績)」のと、「少なくともそれをわかりやすくしてくれるであろう民主党政権(能力が未知数で、やや不安)」のどちらを選ぶか・・・です。

あ、闇側の人たちは・・・自民党を選ぶのか。

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