大まかには国の予算の節約…という考えで、このブログには記事を書くことにしました。やっぱり、書きたいもんで。
今人気の結婚相手は、公務員。安定してます。とても。
その前提には「公務員はクビに出来ない」というルールがあるわけで。
もちろん、懲戒免職とかもありますので、厳密にはクビになる人もいますが、それはよっぽど悪いことをしちゃった場合だけ。
どんな会社でも予算の中で大きな割合をしめる人件費。大会社は、自民党のおかげで製造業派遣をバサッとクビにできるので経費を浮かせたわけですが、国の場合はクビは無理。どうにか、予算から切り離そうとしたのが郵政民営化ですが、もともと国の予算外だったので、見かけ上の公務員が減っただけでした。小泉さん、うまいことやるよねー。
給与を減らすという人件費カットの方法も、民間企業ならよくあるはなし。
現状国家公務員などの給与は「大会社」の給与平均で出ていますので、そこらの中小企業より高額。ただ、これをすべての会社の平均レベルまで落とし込むと、優秀な人材は流出。流出しなかった(優秀でない)人は賄賂の誘惑に負けてしまうかも…ということで、これもよいとは言えない。
公務員(官僚)が悪いというイメージがありますが、過去から引き継がれてきた数々の「技」が半ば日常となって、制度を悪用しているという感覚もなく私的流用したりする空気になってしまうところが問題。千葉県は残念ながら、とってもお恥ずかしい状態になりましたし。
その原因の一つが単年度予算なんだそうで。
「使い切らないと来年予算減らすぞ、コラ」
という無言の圧力によって、プールしたり節約をしないようになったり、果ては私的に豪遊したり。この圧力こそ、中小の会社ではあり得ないこと。爪に火をともしているところもあるのに。
解決策としては「節約してくれてありがとう」ボーナスが公務員に出るという仕組みになったら、みんなせっせと節約してくれるんじゃないのか?と思うんですがどうでしょうか。あれ、これって一種の賄賂になるのかな。
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私的流用とは違いますが、天下りや渡りによって退職金をたんまりもらうのも、お師匠さんから得た「技」なわけで、これも「天下りすると大損」という仕組みでも造らないとだめでしょうね。