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2010年3月10日 (水)

休日分散化、休日の意味をはき違える&空港の需要予測(5233)

旅行費用の低廉化に繋がる、観光地の経済効果を上げる等の目的で出された「休日分散化」。普段は見ない朝ズバでみのさんが珍しくいいことを。

休日を分散化して、経済効果を上げるって、つまり我々の家計から吸い上げようってことだよね。

そもそも、なんで旅行に行かないかっていうと、将来が不安だからなんだよね。なるべくお金を使わないようにって思ってしまうわけだから、まずそこを解消しないと、旅行になんて行かないよ。

と。まぁ、極端な言い方だし、多かれ少なかれ家計から出るものには違いないのですが、そもそもこの施策って国が「休日を観光のための日に使え」と強制しているようにも見えます。休日って、国の経済効果ために使う物なんでしょうか?

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日本の経済市場は縮小して給与は減る方向。今は休日をつぶしてでもアルバイトする人もいるというぐらい。はて、そんな中で、国が休日を移動したぐらいで何かプラスの変化があるか?

デメリットはすでにあちこちで言われているのですが、メリットについてはどうも机上の空論でしかない。ってことで、国土交通省の予測能力について。

国内線空港需要予測 成長前提甘い見通し[東京新聞]

宮崎空港について「例えば、予測を下回った空港のうち、宮崎空港は1990年度時点の予測853万7000人に対し、実績は33.7%にあたる287万6000人と大きく下回る。」とありました。

まぁ、実際に使っている自分には、「使う人がいなくて閑散とした空港」にはとても見えないし、政治家の馬鹿力で作ったような新しい空港ではないので、こんな甘い数値を出した理由がわからなかったのですが、1990年はバブル期でしたし、ちょうど新ターミナルビルができた年だからかもしれません。ビルの建て替えのためには、そういう数字が欲しかったんじゃないかと。

そんな風に、もともと結論ありきでしか予測を立ててないので、その数字は信用できるものではないし、ここまでくると正確な予測を立てる「能力」すらあるのか疑問です(少なくとも、正確な数字を"発表"する気はないでしょう)。

とはいえ、ここ数年は宮崎県民の財布のしぼみが早くて空港利用者も減少(つまり県外へ行かなくなった)傾向にあるようです。1990年にはそこまで予測は不可能。

また、予測は大きく外れたとして、それがすなわち「不要な空港」というのは短絡的。予測から外れたことよりも、利用者数の絶対数が少ない空港の方が問題です。

・・・しかし、なんで今ここでこの乖離率などという数字を発表したのか。「国土交通省は甘い空港予測を立てたことを反省している」とはとても思えません。

そうすると、「需要予測との差を示す」ための今回のデータも、恣意的であることは十分に想像できます。

となると「予測より大きかった空港」の方に何らかの狙いがあると思えてきます。

実績が需要予測を上回ったのは、那覇(達成率118%)、名古屋(同109%)、羽田(同103%)のほか、旭川、庄内、岡山、長崎、熊本の計8空港。

これらの空港・・・これから何か「素敵な」公共事業を進めるかもしれません。

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