DTCP+とテレビ離れと。
NHKと在京民放5局が、テレビ放送をスマートフォンやタブレット端末などにネット経由で無料転送するサービスを年内にも始める予定であると、5月5日の日本経済新聞電子版が報じた。(R25)
ちょっと前のお話ですが、こんな記事が出たことがありました。
「お、いよいよネット配信が始まるのか」と読み取れそうな内容でしたが、実際のところは、専用テレビを購入して自宅で受信しているテレビ番組を変換して、その機器に認証登録されている特定のスマホに対して配信する…というサービスのようです。
なんだそりゃ…って感じですがいわゆる「DTCP+」というもので、家の中でスマホやタブレットを使って見ることが出来る機能を家の外でも使えるものです。
外出先で見るとしたら、Slingbox…とかがこれまではありまして、番組を転送するというよりは、レコーダーが出力している画面を見るというやつで、それなりの遅延とリモコンでちまちま操作する必要がありました。
SlingBox 350 スリングボックス350 SMSBX1H111【日本語サポート対応正規品】【2年保証付き】
現状ではDTCP+機器には、制限というか業界基準でしばられていて、「チューナーのある機器には搭載するべからず」という掟があります。なので、テレビもレコーダーも搭載できず、いまのところ外付け機器しかありません(なので、録画した番組は見られますが、放送中の番組が見られるものは現状ありません)。
Panasonic 動画転送アダプター ホワイト DY-RS10-W
たとえば、DIGAを使っている人は↑を使うとDTCP+を使って外出先から見られるようにできます。(参考記事)本体で作成されている持ち出し用の動画をこの機器に転送して(USB経由で繋がっている)、ここから配信という形をとります。
こんな小さい機器なんて内蔵してしまえばいいし、一旦転送なんて回りくどいですが、前述の掟を守らないとテレビ局からCM拒否(こちらはテレビ番組をインターネット画面と同時に表示した事に対するテレビ局の制裁みたいなもの)をされたりしますので(記事によれば年末ぐらいには内蔵OKとなるのではないか…という話のようですが)。
最新のDIGAであれば自動転送設定が可能なので、特に意識することなく外出先で録画した番組を見られます。うちにあるのはちょっと昔のDIGAなので、手動転送でさらに手間が増えるようです(-_-;)
I-O DATA DTCP+対応&トランスコード機能搭載 ハイビジョンレコーディングHDD「RECBOX」 2.0TB HVL-AT2.0
お値段はちょっと高くなりますが、こちらのものだと自動的にDIGAから番組をダウンロードして配信可能な状態にしてくれるようです。容量も大きいしこっちの方がいいかも…。
と…、考え始めたのですが、やっぱりそのうちDTCP+内蔵機器も出るでしょうし、ま、出なかったとして録画してまで見たいテレビ番組かなり減ってるんですよね。生番組を見ることはありますが、それには今のDTCP+機器では対応できないです。
やっぱり、広告付き無料配信でもしないと、テレビ離れは益々加速するような気がします。自分のように、テレビにそれなりに費用を掛けてくれる人ってのは少なくて、ほとんどは無料放送しか見てないわけです。
「さっきまで放送していた1時間番組、1本350円で●●テレビオンデマンドで配信中…」
と告知があってもそういう人たちに届くかどうか…。結局録画したらタダですし、見なければ電気代も掛からない…。
米Hulu。ネットしかしない人に対してのアプローチとして成功例だと思うのですが、通常CMに加え、番宣CMも入るのでテレビへの誘導もされているし、先週見逃した番組を見られることで次に繋げることができているように思います(ただ、あまりに便利でテレビの方の視聴者すら奪ってしまっているって話もありますが)。
ガラポンTVを見てみて思うのですが、テレビを見る時間が減ると、何曜日に何を放送しているかはだんだんわからなくなるし、特別番組は完全に見逃すし…。
「いーや、テレビ受信機ではテレビだけを放送するし、テレビ以外では放送するもんか!」
って頑張って、どうすんだ…と思う選挙の日でした。選挙特番ぐらいネットに流してみなよ…と。
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