今日は8kWh。ふるさと納税が現実化しそうになってきましたね。
地方税の10%以内を指定した地方へ納税する、もしくは地方への寄付の形にして控除の対象にするということが考えられているようです。
個人的には自分の故郷に対して納税したいという思いはありました。もちろん地方税はその地域に住んでいる人へのサービスに対して我々が負担しているというものでもあるので、全額というわけにはいきません。10%という率が妥当かどうかはわかりませんが、地方にとっては有り難い反面、都市部にとっては財源が減るかもということになりそうです。都知事も反対のようです、当然ですが。
もちろん必ずしも地方の税収が増えるという保障もないところです。正式に決まってはいないのですが、地方はどこでも指定できるのかどうか。
自分の生まれた街が1つであればよいですが、転勤族だとどこにするの?とか、もしくは都市部出身だけど自分の親の出身地にしたいとか、もしくはまったく円はないけどあの夕張を助けたいとか、そういうことにまで対応するのかどうかという問題があります。
また、現状で都市部へ人口が集中していく中で、世代が進めば都市部出身者が増え地方出身が減るため、このシステムも100年単位で見るとうまく回らなくなる可能性があります。
制度を作っていく中で、たとえば20年以内に住民登録をしたことがあるところや、本籍地、出身県、出身地方(九州全県に分配とか)いろんなパターンを作って対応することになるかもしれませんが、複雑化しすぎても不必要なコストがかかってしまうので、できるだけシンプルにしたいところ。
メリットとして、いつでも納税先を変更できる場合、不祥事などに敏感に反応することになり、地方公務員の身が引き締まることも考えられます。
ただ、納税誘致のためにサービス競争になったりしても本末転倒ですし、地方で税金を取り合うよりも国税から地方への財源委譲のひとつの方法としてもらいたいですね。
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親元にあるMacにはカメラがついてないのですが、最近の新しいMacは全機種カメラを備えてきてます。ただ、移る範囲が微妙にずれていて、画面を見やすい角度にすると目より上しか写ってなかったり。そんな時に貼り付けるタイプの広角レンズが役に立ちそうな気がします!