汚染と浄水器を考える
カルキに始まって、農薬やトリハロメタン、ダイオキシンなどの環境ホルモンなどなど、水を巡る心配というのは昔からあったわけですが、今年はそこに放射性物質…というのが関わってきました。
あらかじめ話の着地点を明確にすると「超高額な浄水器は疑問」ということ。
http://www.youtube.com/watch?v=qNYv_YPwSBc
人間の体は水分が70%だし、体に取り込むものなわけですから、できるだけ信頼できるものにしたい、というのは誰しも考えること。
しかし、世の中にはそういうキモチを利用する輩もいるってことで。数十万円単位の浄水器を売りつけよう…という業者もあるようです。もともと性能に疑問のあるものもありますが、性能は信頼できるものの業務用レベルすぎて高額なものもあります。
本体サイズは小さいものの浄水器の機能としてはスーパー店頭に置かれているようなRO水サーバーと同じだろうと思います(なので高額なのも納得はします)。ただし、メンテナンスや、消費する水の量を考えると、コストパフォーマンスを考えると個人宅には向かないような気がします。近所で浄水器を共同購入するならまだしも(って、一種の浄水場のようになりますが)。
シンク下に設置する家庭用のものもあり、昔実家で使っていましたが、通称”G”がワーッと出てきたことがあります(コワ)(機械が暖かいからなんですが、メンテナンスや設置場所の問題はあります。完璧なメンテは不可能)。
個人的には、蛇口直結のお手頃浄水器とBRITA愛用。単純にフィルタが見えるところ(口に入る直前)にあって、構造がシンプルで、ポコっと交換するだけだから。「掃除できない場所がある…」という不安もありません。もともと、主たる目的は「カルキ」で、おいしい水(≒変な味のしない水)が飲みたいだけなので、有害物質の除去がついでにできてるんならもうけもん程度。今もそれは変わりません。
もし、数十万円の浄水器を取り付けたいと家族に懇願されたら、ウォーターサーバーにするかな…。やっぱり、どんなシステムの浄水器であれ「メンテナンスフリー」であるかのように宣伝されているものはちょっと信用できません。水圧もかかるし、部品は劣化もするので、いずれ壊れちゃいますし。コストパフォーマンスを考えると、ウォーターサーバの方が安いんじゃないかなぁ。
- - -
とはいえ、自分も家族も現状は総合的に見て「許容範囲」と判断してるのではあります。
「放射性物質は目に見えない」んだからと安心しているわけではなく、たぶん過少発表もしてるだろうというのも含めての話。
しかし、対策としては"見えない"ことをいいことに、効果を信じさせて、ビジネスにしようとするのは許せることでもなく。そして、それを使う側も全部を導入するわけにはいかず、一点豪華になりがちです。果ては、たばこの害には目をつぶったり、酒は浴びるように飲むとか…時々わからなくなります。(「100mSV以上では全員がんになる」と誤認させる言い方をする学者さんもいますので、それに比べれば、たばこの害なんて小さいと考えてしまうのかもしれませんが)
子供のことを考えて、個人がいろんな対策をして、取り込むのをできるだけ少なくしていこうということは大事だと思います。対策している「安心」が心の平穏につながって、精神衛生上の健康を得られるのなら、さらによいので。
ただ、「ゼロ」を目指すのは難しいし、それを執拗に他人に強要したり、意見に賛同しない人を「人間ではない」かのように非難するのもどこか違っているような…。
こんな問題を考えるキッカケなど欲しくはなかったのですが、でも、人類に対して、問われてる時期なんだろうなと。原子力大国フランスも大変なことになっているようですし(案の定、フランス政府もすべてを発表できないでいるけれど)。
それでも、太陽は回っている(なぜ天動説)。
不安を感じるならば、まず不安を取り除く行動を起こす、人の意見に耳を傾けつつ、自分のココロが「違うな」と直感したらそれに逆らわない、それが最近の対処法になってきました。



